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記事一覧

六月

涙くんさよなら(シングル・ヴァージョン)白鳥はふっくらと陽にふくらみぬ ありがとういつも見えないあなた(渡辺松男)ときどき歌をくちずさむ。なるべくおだやかでやわらかな韻律がいい。遠いところに置いてきた忘れものを、おもいだせそうなものがいい。(一年くらい長編を書いていない。それはそれでいいのか。……いいのか?)それから本占いをひとつ。目についた小説を本棚から取りだしぱっとページをひらくと、「月の一日は...

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六月

Erik Satie - Gnossienne No. 1,2,3蛇口をひねるようにしてせめて「滴る」まで時の流れをくい止められないものかとあたりを見回すがわからない...

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六月

Erik Satie - Le Piccadillyある季節の変わり目にありもしない霧が晴れて蝶が風の道をたどるように歩いてはいけないものだろうか...

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六月

Rachmaninoff - Vocalise Op. 34 Nº 14花は花そのものの輝きを輝かせ葉は木々のあわいに光をひそませる歩行というのは身体と精神の相互連関相互依存症をいやでも認めざるを得ない手足を前後に動かすだけでもひとはなんて単純でありながらも複雑なのかと多分の驚きや呆れや怯えとともに目が見開く子どもの呼吸は非常にシンプルでうつくしい走っているときも わらっているときもどんなときの合間もいっさいまちがってはいないこもれ...

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(鳥が羽ばたくことで)

S. Rachmaninov : Prelude op. 23 no. 5 in G minor (Berezovsky)鳥が羽ばたくことで〝羽ばたき〟が生まれるのであれば、そこにもなにかしらの〝実質〟があるはずだ。どんなにささいな「もの」や「こと」も、決してないがしろにしてはならない。ないがしろにすることさえも、〝この実質〟に数えられるのだから。...

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