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Everybody Loves Somebody


銀河鉄道スリーナイン The Galaxy Express999 ゴダイゴ



いつ裂けるともわからない柘榴の実によりそって、ひときわすこやかに鳴く鳥だった。季節のほころびを、まるで親しい友人のように呼ぶ鳥だった。

子鹿の瞳のようにふるえている失意にもたれかかりながらも、
雨がこの庭をなにに置き換えるのか
じぶんの目でたしかめたかった。

ところがだ、とぼくはおもう。のらいぬが地球をくわえて歩くことだって可能なのだ、と。

(地球そのもののような地球儀
ではなく、地球儀に似た地球
そのものをくわえて歩くのだ)

飼い猫の寝息をまたいで窓辺へ。月がきれいだ、きのうより熟れているし、ちゃんと星の指紋もついている。いつ見あげても月はつめたそうであるが、つめたいのは月ではなく、ここからそこまでの距離なのだとおもった。


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