鳥の家の日々
小説。詩。エッセイ。
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静けさの復習(83)
2018/08/17
08:22
とびきり冷えたラムネを飲むこいびとののど。そののどの動きを、まるで寄せてはかえす波の数をかぞえるようにぼくは見つめた。じっと見つめた。見つめつづけた。
なぜぼくはこんなにも腹を立てているのだろう。猫が一匹増えたぐらいで。あるいはこいびとの態度が気に入らないのか。じぶんのことなのに、他人のことのようにわからない。なにもかも判然としない。
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