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小さな荷物

この冬の片隅に
「孤独」という
小さな荷物を置いてきた

荷物に「お」をつけると
余計なもの
邪魔者扱いであるが
「孤独」もまた
腫れ物のように扱ってはいないか

(「孤独」を置き忘れれば
からだもたましいも身軽であるが
どうして孤独でないわけがあろう)

時折 幼い子どものように
かたちのない風にふれる
祈るあてを探すこと
そのあてを祈ること

「孤独」の名残が
手のひらになじむ午後


(日本海詩壇入選作品)




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