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静けさの復習(28)

 目が覚めるといつも決まって〝とりあえず〟のかけらが部屋じゅうに散乱している。窓ガラスを透過して射し込む日差しがぼくのまぶたにまぶしい。その日射しを解読するためにぼくのまぶたはこんなにもせわしなく痙攣するのか。もうすこしおだやかに、地図のしわを伸ばすように眠れたらどんなにいいだろう。たちまちぼくは朝を失う。


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