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わたしと亀と清志郎(5)

わたしと亀と清志郎(5)
(絵・ひがしもとしろう)



 某月某日
 市場の出荷場にいる、見張り番の「杖」は、んー、といいながら、わたしの亀を一匹一匹観察する。すこしでも甲羅に傷がついていようものなら、「巣ごもりだ!」「密室だ!」などと、わけのわからないことをのたまう。首にさげた笛をピーピーふいてうるさいときもある。なんでも、目利きと呼ばれるものからすれば、亀の良し悪しは一目瞭然らしい。
   *
 同業者のおばあちゃんに色鉛筆をもらった。帰宅すると、とりあえずスケッチブックに清志郎のすがたを描いてみた。




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